秋田うつ病YSカウンセリングセンター

感情を出すとは、命を信じる事

2025年10月20日 09:22

🌕 命の本質シリーズ 第1話


怒りも悲しみも出す――出すとは、命を信じること


🌸 感じないようにしてきた私たち

人は、悲しみや怒りや恐れを感じたくなくて、

心の奥に押し込めてしまいます。



「もう大丈夫」「忘れよう」

そう言い聞かせて生きてきたけれど、

実はその“感じきれなかった思い”が、

心の底でずっと動き続けているんです。



それが積み重なると、

心が重くなったり、現実が苦しく感じられたりします。



でも、それは“悪いこと”ではありません。



命が「もう出していいよ」と教えてくれているサインなんです🌿




💫 何を出すのか


出すのは、これまで自分の中にため込んできた“思い”です。



💧 怒り

💧 悲しみ

💧 恐れ

💧 不安

💧 罪悪感

💧 後悔

💧 我慢

💧 恨み

💧 涙を止めてきた気持ち



どれも悪いものではなく、

命が流れたいのに止まっていた場所なんです。






🌕 出すとは、命にお返しすること



「出す」とは、

感情を爆発させることではなく、

命にお返しすること。



「もうこれは命にお任せし、捨てます」


そう心でつぶやきながら、

涙を流したり、ノートに書いたり、

深く息を吐くだけでもいい。



理解しようとせず、

ただ“命に返す”ことで、

命の呼吸が戻ってきます。




🌿 出すとは、命を信じること


「出す」とは、命に主導権を返すこと。


「命にお任せします」とうなずくこと。


それは、頭で“信じよう”とする信頼ではなく、

行為としての信頼。


涙が出る。


胸が熱くなる。


言葉にならない思いが出てくる。


それがすべて、「命を信じる」ということなんです。