秋田うつ病YSカウンセリングセンター

解放の涙

2025年05月12日 09:13

ブログを見て頂きまして

本当にありがとうございます。



先日の続きになります。



そのお話の中に


「まだまだ頑張らないと。自分だけこうしてるわけにはいかなんです」


というお言葉がありました。



ずっとずっと苦しい中で頑張られてきた事


これまで子育ても結婚生活も、振り切りながら歩まれて来た事


やってもやっても報われない思い などなど教えて頂きました。


そしてある時から、急に体も心も動かなくなってしまったとのことでした。



真面目で頑張り屋さんの彼女は

自分で自分を責めていらっしゃいました。


「少し休んだら?」って周りからは言われるの


だけど、それが出来ていたら苦労はしないんですよね


そんな事も仰っていました。


そんな時、ふと、手術をしておなかが開いた状態なのに

「それは体力不足だから、体力をつけるために走った方が良いよ」

と言われたように感じました。


これは私のイメージだったのですが、

ほんの少しだけその方に伝えてみました。


私自身も同じような経験をした事がありましたので

もしかするとそのようなイメージが湧いたのかもしれません


まずは術後のおなかを回復するためには

今は時間をかける

タイミングかもしれません


おなかの痛みを解ってほしくて必死に

自分が訴えているのでは


おなかの傷と痛みを一度確認してみて、

自分自身の回復する力を見守ってはいかがでしょう


そのまま走っていたら、倒れてしまうかもしれませんね


倒れる前にそうして痛みが教えてくれてるのかもしれません


そんな事をほんの少し、お伝えさせていただきました。



するとその方は


「ああ、ようやく理解してもらえたような気がします。


誰にもわかってもらえなくて・・・


でも、どう説明したらいいかもわからないし・・・


だから、自分を責めて責めて責め続けてたんです。


毎朝起きても、気が付くと夜になってる事も良くあったんです。


そして何も出来ない自分をまた責めちゃうというループが続いてて…」


心の声をようやく言葉にされ、彼女は涙をそっと流されました。



カウンセリングセンターを出られるときは、

頬がほんのりとピンク色になり

流された涙の後に優しく微笑む素敵な笑顔と共に

ご自宅に帰られたご様子でした。


もし何かお手伝いが出来る事がありましたら

お気軽に当センターにお問い合わせをいただければと思います。


最後までお読み頂きまして

ありがとうございます。